USAGE / TROUBLESHOOT

使い方 & こんな時は

Ligastmir の導入から日々の操作、つまずいた時の対処までをまとめたページです。アプリ同梱の「セットアップガイド」と同じ内容を、サイトから読めるように再構成しています。

TROUBLESHOOT — こんな時は
全体像 — コメント・視聴者アクション・声を Ligastmir がまとめ、字幕 / 翻訳 / 読み上げ / コメビュー / 演出 / セーフティ へ。使いたい機能だけONにすればOKです。

① まず起動する

起動は必ず 起動.bat から。 Ligastmir.exe を直接ダブルクリックしないでください。初回は「ネットからダウンロードしたファイルのブロック」が付いていて、exe を直接起動すると Failed to resolve … Python.Runtime.dll のようなエラーですぐ閉じてしまうことがあります。起動.bat はこのブロックを自動で解除してから起動するので確実です。
  1. 解凍したフォルダの中の 起動.batダブルクリックします。Ligastmir.exe ではなく 起動.bat です)
  2. 初回は「WindowsによってPCが保護されました」と出ることがあります → 「詳細情報」→「実行」で開けます(署名のない自作アプリのため・問題ありません)。
  3. 少し待つと操作画面(コマンドセンター)が開きます。
どうしても 起動.bat で開けない・エラーが消えない時は、ダウンロードページの「起動できない時(ブロックの解除)」に、zip を先にブロック解除してから解凍する確実な方法をまとめています。
置き場所に注意: デスクトップや「ドキュメント」など普通のフォルダに置いてください。(Program Files の中やZIPの中から直接起動すると、設定の保存に失敗することがあります)
設定ファイル(config.json など)や記録ログは、exe と同じフォルダに自動で作られます。

② OBSに表示する(字幕・コメビュー・アラート)

OBSで ソース欄の「+」→「ブラウザ」を追加し、下のURLを貼り付けます。(アプリの「🖥 ブラウザソース」ページに「コピー」ボタン付きでまとまっています)

字幕http://127.0.0.1:8766/subtitle_display.html幅広め
コメビューhttp://127.0.0.1:8766/comment_overlay.html420×600
アラートhttp://127.0.0.1:8766/alert_overlay.html800×600
弾幕http://127.0.0.1:8766/danmaku_overlay.html1920×1080
エモートhttp://127.0.0.1:8766/emote_float_overlay.html1920×1080

弾幕(コメントが画面を横切る)とエモートフロート(スタンプが浮遊)は任意です。使いたいものだけ追加してください(追加しなければ表示も負荷もありません)。

重要: ブラウザソースのプロパティで「非アクティブ時にソースをシャットダウンする」のチェックを必ず外してください。(入っていると映像が止まります)
💡 追加した直後や配信開始時にソースが真っ白なとき: Ligastmir が起動するに OBS がソースを読み込むと、その回だけ空ページのままになることがあります(管理者権限の話と同じく OBS 側の挙動で、ツールの不具合ではありません)。Ligastmir を先に起動してから OBS を開くか、真っ白なソースを右クリック →「更新」(キャッシュを更新)すると表示されます。ツールは古い表示をキャッシュしないので、一度正しく表示されれば以降は最新のままです。
右上の小さなドットは接続中は消えます。赤く出たままなら、Ligastmir 側が起動しているか確認してください。

③ ブラウザソースの見た目を調整する

アプリの「🖥 ブラウザソース」ページで、各オーバーレイの見た目をその場で調整できます(OBSに貼ったまま変化が反映されます)。設定は自動保存され、OBSソースの再読込やアプリ再起動のあとも元に戻ります。

見た目の変化を確かめたい時は、先に上の②のURLをOBSに追加しておくと、スライダーを動かすたびにOBS側がリアルタイムで変わります。

④ コメントの読み上げ(TTS)

音量・話者・読み上げ前のお知らせ音などは音声・コメントページで調整できます。設定は自動保存されます。

⑤ コメント連動・翻訳(Twitch)

⑥ もっと使う(任意・各自で登録が必要)

「同伴機能」ページ(詳細設定 → 同伴機能): VOICEVOX・棒読みちゃん・わんコメ・OBS を Ligastmir と一緒に起動する設定をここにまとめています。起動の順番(Ligastmir を先に→OBS)や OBS の管理者権限の注意もこのページに記載しています。各アプリ本体の設定(声・接続・シーン切替)は、それぞれのページにあります。
これらの連携は自動でつなぎません。使いたい時にボタン/トグルで明示的にONにする設計です(OBS同伴起動だけは、事前に有効化しておけば起動時に立ち上がります)。
OBSを「管理者として実行」にしている場合の注意: 同伴起動のたびに Windows の確認(UAC)が出て、閉じる時の自動終了も使えませんOBSはもともと管理者権限は不要で、既定でもオフです(管理者が必要なのは、管理者権限で動くゲームを「ゲームキャプチャ」する場合など、限られたケースだけ)。心当たりがなければ、OBSのショートカット/exe を右クリック →「プロパティ」→「互換性」で「管理者としてこのプログラムを実行する」のチェックを外すと、確認なしで同伴起動も自動終了も使えます。外して困るのは、そのゲームのゲームキャプチャが真っ黒になった時だけ(その場合は戻してください)。※シーン切替など OBS連携(WebSocket)は、管理者でもそうでなくても問題なく動きます。
アラート用の画像・音声素材について: アラート演出に表示する画像や効果音は、ご自身が利用権を持つ素材をご使用ください。フリー素材を使う場合も配布元の利用規約(再配布可否・クレジット要否・商用可否など)を必ずご確認ください。※Ligastmir 自体にアラート用の画像・音は同梱されていません。
同伴機能 — Ligastmir を起動すると、OBS・VOICEVOX・棒読みちゃん・わんコメも一緒に立ち上がります。起動の順番も管理し、終わったら一緒に後片付け。

⑦ 見た目を着せ替える(画像・効果音)

🎨 着せ替え」ページで、アラートやコメビューに自分の画像・効果音を割り当てて見た目を変えられます。絵を描く機能ではなく、用意した素材を決まった場所にはめ込む方式です。使わない場合はスキップでOK(既定の見た目のまま動きます)。

  1. 着せ替えページで「🖼 画像...」「🎵 効果音...」を押してファイルを選ぶ(自動で取り込み&保存)。
  2. 「▶ テスト」「💬 テストコメント」でOBSの表示を確認。
  3. 外したい時は で解除(既定の見た目に戻ります)。

割り当てられる場所と素材の目安:

アラート画像PNG / JPG / GIFアニメ / WebP(7種それぞれ)正方形・140×140px以上
アラート効果音MP3 / WAV / OGG(音量スライダー付き)数秒の短い音
吹き出し背景透過PNG推奨(コメントカード背景)合わせ方3種
キャラアイコンPNG / GIFアニメ(各カードの左横)正方形・48×48px枠
バッジ表示絵文字 ⇄ Twitch公式バッジ画像(要Twitch認証)切替のみ
自分の素材で着せ替えたい人へ — 無料素材の入手先(配信で使えるもの) 拾った素材は Ligastmir に放り込むだけで使えます。サイトごとに条件が違うので、各サイトの利用規約もあわせてご確認ください。
素材の権利: ⑥と同じく、ご自身が利用権を持つ素材を使い、フリー素材は配布元の規約をご確認ください。

⑦-2 コメントで演出を出す(リアクション)

🎨 着せ替え」ページの「⚡ リアクション」で、コメントやイベントをきっかけに演出を自動で出せます。たとえば「888 と打たれたら拍手の効果音」「特定のスタンプで絵文字が舞う」といった仕掛けを、配信を止めずに用意できます。

「▶ テスト」ボタンでOBSの見え方をその場で確認できます。何も設定しなければ演出は一切出ません(動作も軽いまま)。使いたい人だけ足していく方式です。

⑧ 困ったとき(基本)

配信中や配信前に「あれ?」となった時に、落ち着いて対処するための道具をひと通り用意しています(v0.8.0〜)。

こんな時は(症状から探す)

読み上げ(TTS)が遅い・コメントから遅れて読まれる

原因は主に2つ:賑やかな時の「順番待ち(キュー渋滞)」と、エンジン合成の重さ(特にVOICEVOXはPC性能に依存)。
  • VOICEVOX を使っていてPCに対応GPUがあるなら、VOICEVOX設定→オプションで演算デバイスをGPUに(合成が速くなる。GPU版インストールが必要・対応GPUが無い場合は切り替えない)。
  • 軽いエンジンに替える(SAPI5 / 棒読みちゃん)。高品質エンジンはPC性能によって遅延することがあります。
  • 電源プランを見直す(ノートPCは省電力だとCPUが絞られる。電源接続+高パフォーマンス/バランス)。
  • OBSのエンコーダをハードウェア(NVENC等)に(CPUエンコードだと VOICEVOX とCPUを取り合う)。
  • 裏で動く重いアプリ/ブラウザタブを閉じる。
※どれが効くかはPC環境による。VOICEVOX利用時に起きやすい。

海外コメントが翻訳・読み上げされない

「チャット翻訳」がOFFのことが多いです。
  • 「チャット翻訳」がONか確認(音声・コメントページ)。言語は自動検出。翻訳エンジンの一時不調時は別エンジンへフォールバックします。

本番の字幕が出ない(テスト字幕は出るのに)

クラウド同期やマイクの形式が干渉していることがあります。
  • アプリを OneDrive 等のクラウド同期フォルダ直下に置かない(同期がファイルを掴むと音声認識が止まることがある。同期対象外フォルダ例 C:\Ligastmir\ へ)。
  • マイクを 16bit・48000Hz(または44100Hz)・モノラルに(外部ミキサーや 24bit/96kHz・マルチチャンネル固定だと認識が始まらないことがある)。

SmartScreen / ウイルス対策ソフトの警告が出る・隔離される

署名なしの個人開発EXEのため、誤検知が出ることがあります。
  • SmartScreen は「詳細情報」→「実行」で開けます。
  • 不安なら VirusTotal で確認(PyInstaller製は数エンジンが誤検知するのが通常・主要エンジンが問題なければ実害は小さいです)。
  • 隔離された場合は、対策ソフトでそのフォルダを「除外」に追加してください。

画面が真っ白/開かない

Edge WebView2 ランタイムが入っていないことがあります。

新しいバージョンへの更新/別PCに移したら設定が消えた

設定の保存場所と暗号化の仕組みを押さえると解決します。
  • 設定・辞書・着せ替え素材は exe と同じフォルダに保存されます。更新は exe(または配布フォルダ)を新しいものにするだけ。詳しい手順は ダウンロード・更新方法へ。
  • 別PCに移すと API キー/トークンは入力し直しが必要(そのPC固有の鍵で暗号化しているため復号できない=仕様)。

VOICEVOX が起動しない/エラー

本体未起動か、GPUモードの環境不一致が多いです。
  • VOICEVOX 本体が起動しているか確認。自動起動はパス設定(音声・コメントページ)。GPUモードは GPU が無い環境ではエラーになるので CPU モードに。

棒読みちゃんが繋がらない

起動順と選択の問題が多いです。
  • 棒読みちゃん本体を先に起動してから、音声エンジンで「棒読みちゃん」を選びます。読み/声/速度は棒読みちゃん側の設定が反映されます。

OBSにアラート等が表示されない/映像が止まる

「非アクティブ時シャットダウン」のチェックや、URL/起動状態が原因のことが多いです。
  • ブラウザソースのプロパティで「非アクティブ時にソースをシャットダウンする」のチェックを外す。URLが正しいか・Ligastmir が起動しているか(右上ドットが消える=接続)を確認。

手元のファイルが本物か/改変版でないか確かめたい

公式の入手先はこのサイトと公式Discordだけです。念のため中身を確かめたい時のために、自己チェック機能があります。
  • Ligastmir は起動時に本体の中身を自己チェックし、書き換えを検知すると警告を出します(警告だけで動作は止めません)。
  • アプリの「ℹ️ INFO」ページの「本物の確認」ボタンを押すと、公式の記録と照合できます。
  • 入手先や見分け方の詳細は 本物の見分け方・偽配布の注意 にまとめています。