USAGE / TROUBLESHOOT

使い方 & こんな時は

Ligastmir の導入から日々の操作、つまずいた時の対処までをまとめたページです。アプリ同梱の「セットアップガイド」と同じ内容を、サイトから読めるように再構成しています。

TROUBLESHOOT — こんな時は
全体像 — コメント・視聴者アクション・声を Ligastmir がまとめ、字幕 / 翻訳 / 読み上げ / コメビュー / 演出 / セーフティ へ。使いたい機能だけONにすればOKです。

① まず起動する

入れ方は 2 通りです(ダウンロードページ)。インストーラー版(おすすめ)と、インストールせずにフォルダのまま使う zip 版です。

インストーラー版

  1. Ligastmir_Setup.exe を開き、最初の小さな窓は「現在のユーザー用にインストール (推奨)」のまま OK →「次へ」→「完了」(管理者の確認は出ません)。完了で起動します。次からはスタートメニュー(またはデスクトップ)の Ligastmir から起動します。
  2. 初回は「WindowsによってPCが保護されました」と出ることがあります → 「詳細情報」→「実行」で開けます(署名のない自作アプリのため・問題ありません)。
  3. 少し待つと操作画面(コマンドセンター)が開きます。
置き場所を考える必要はありません。設定・読み上げ辞書・ファン名簿・取り込んだ素材・ログは Windows のアプリ用の場所(%LOCALAPPDATA%\Ligastmir)に自動で作られ、更新でもそのまま残ります(アンインストールのときは、設定などを残すか選べます。動作ログとコメントログ〈logs〉は消えます)。更新は新しいインストーラーを実行するだけです。

zip 版

起動は 起動.bat から。初回は「ネットからダウンロードしたファイルのブロック」が付いていて、exe を直接起動すると Failed to resolve … Python.Runtime.dll のようなエラーですぐ閉じてしまうことがあります。起動.bat はこのブロックを自動で解除してから起動するので確実です。
  1. 解凍したフォルダの中の 起動.bat をダブルクリックします。
  2. 初回に SmartScreen が出たら 「詳細情報」→「実行」。少し待つと操作画面が開きます。
どうしても 起動.bat で開けない・エラーが消えない時は、ダウンロードページの「起動できない時(zip 版・ブロックの解除)」に、zip を先にブロック解除してから解凍する確実な方法をまとめています。
置き場所に注意: デスクトップか「ドキュメント」(エクスプローラーを開くと左の一覧にあります)に置いてください。迷ったらインストーラー版がかんたんです(置き場所を考えなくて済みます)。「ダウンロード」フォルダの中・OneDrive などの同期フォルダの中・Program Files の中・zip の中から直接は避けてください。(設定・読み上げ辞書・ファン名簿・取り込んだ素材はこのフォルダの中に保存されるため、消える/保存に失敗することがあります。詳しくは3分ではじめる)
zip 版では、設定ファイル(config.json など)や記録ログは、exe と同じフォルダに自動で作られます。どちらの版も、場所は「詳細設定 → 📂 データの置き場所」で確かめられます。

② OBSに表示する(字幕・コメビュー・アラート)

OBSで ソース欄の「+」→「ブラウザ」を追加し、下のURLを貼り付けます。(アプリの「🖥 ブラウザソース」ページに「コピー」ボタン付きでまとまっています)

字幕http://127.0.0.1:8766/subtitle_display.html1920×1080
コメビューhttp://127.0.0.1:8766/comment_overlay.html1920×1080
アラートhttp://127.0.0.1:8766/alert_overlay.html1920×1080
弾幕http://127.0.0.1:8766/danmaku_overlay.html1920×1080
エモートhttp://127.0.0.1:8766/emote_float_overlay.html1920×1080

ほかにコメントピックアップ・看板テロップ(どちらも 1920×1080)・視聴者数(800×200)もあります。URL はアプリの「ブラウザソース」ページでコピーできます。

※ 弾幕(コメントが画面を横切る)とエモートフロート(スタンプが浮遊)は任意です。使いたいものだけ追加してください(追加しなければ表示も負荷もありません)。

重要: ブラウザソースのプロパティで「非アクティブ時にソースをシャットダウンする」のチェックを必ず外してください。(入っていると映像が止まります)
💡 追加した直後や配信開始時にソースが真っ白なとき: Ligastmir が起動する前に OBS がソースを読み込むと、その回だけ空ページのままになることがあります(管理者権限の話と同じく OBS 側の挙動で、ツールの不具合ではありません)。Ligastmir を先に起動してから OBS を開くか、真っ白なソースを右クリック →「更新」(キャッシュを更新)すると表示されます。ツールは古い表示をキャッシュしないので、一度正しく表示されれば以降は最新のままです。
右上の小さなドットは接続中は消えます。赤く出たままなら、Ligastmir 側が起動しているか確認してください。

③ ブラウザソースの見た目を調整する

アプリの「🖥 ブラウザソース」ページで、各オーバーレイの見た目をその場で調整できます(OBSに貼ったまま変化が反映されます)。設定は自動保存され、OBSソースの再読込やアプリ再起動のあとも元に戻ります。

🔍 場所が分からないときは「設定を探す」(v0.9.8〜): 左メニューのいちばん上(または Ctrl+K)で、「ふち」「光る」のように言葉で探すと、その設定の場所へ移動して光ります。INFOの「🔎 やりたいことから探す」は「〜したい」から探せます。

共通(どの面にも)

🎤 字幕・翻訳字幕

💬 コメビュー

📌 コメントピックアップ

🎊 弾幕・✨ エモートフロート

🔔 アラート

見た目の変化を確かめたい時は、先に上の②のURLをOBSに追加しておくと、スライダーを動かすたびにOBS側がリアルタイムで変わります。
ここに書いていない細かい項目(縁取りの太さ・ネオンの強さ・表示する要素…)は、全機能・設定項目一覧で検索できます(画面から自動で起こした一覧・配布中の版と同じ)。

④ コメントの読み上げ(TTS)

音量・話者・読み上げ前のお知らせ音などは音声・コメントページで調整できます。設定は自動保存されます。

⑤ コメント連動・翻訳(Twitch)

⑥ もっと使う(任意・各自で登録が必要)

「同伴機能」ページ(詳細設定 → 同伴機能): VOICEVOX・棒読みちゃん・わんコメ・OBS を Ligastmir と一緒に起動する設定をここにまとめています。起動の順番(Ligastmir を先に→OBS)や OBS の管理者権限の注意もこのページに記載しています。各アプリ本体の設定(声・接続・シーン切替)は、それぞれのページにあります。
これらの連携は自動でつなぎません。使いたい時にボタン/トグルで明示的にONにする設計です(同伴起動だけは、事前に ON にしておけば起動時に一緒に立ち上がります。OBS・VOICEVOX・棒読みちゃん・わんコメ)。
OBSを「管理者として実行」にしている場合の注意: 同伴起動のたびに Windows の確認(UAC)が出て、閉じる時の自動終了も使えません。OBSはもともと管理者権限は不要で、既定でもオフです(管理者が必要なのは、管理者権限で動くゲームを「ゲームキャプチャ」する場合など、限られたケースだけ)。心当たりがなければ、OBSのショートカット/exe を右クリック →「プロパティ」→「互換性」で「管理者としてこのプログラムを実行する」のチェックを外すと、確認なしで同伴起動も自動終了も使えます。外して困るのは、そのゲームのゲームキャプチャが真っ黒になった時だけ(その場合は戻してください)。※シーン切替など OBS連携(WebSocket)は、管理者でもそうでなくても問題なく動きます。
アラート用の画像・音声素材について: アラート演出に表示する画像や効果音は、ご自身が利用権を持つ素材をご使用ください。フリー素材を使う場合も配布元の利用規約(再配布可否・クレジット要否・商用可否など)を必ずご確認ください。※Ligastmir オリジナルの素材(アラートの絵・常連バッジ・看板の背景・効果音)も同梱しています。これらは配信でそのまま使えます(色や大きさの変更も可)が、素材だけを取り出しての再配布・販売、他のツールへの組み込みはできません。詳しくは同梱の LICENSES.txt をご覧ください。
同伴機能 — Ligastmir を起動すると、OBS・VOICEVOX・棒読みちゃん・わんコメも一緒に立ち上がります。起動の順番も管理し、終わったら一緒に後片付け。

⑦ 見た目を着せ替える(画像・効果音)

「🎨 着せ替え」ページで、アラートやコメビューに自分の画像・効果音を割り当てて見た目を変えられます。絵を描く機能ではなく、用意した素材を決まった場所にはめ込む方式です。使わない場合はスキップでOK(既定の見た目のまま動きます)。

  1. 着せ替えページで「🖼 画像...」「🎵 効果音...」を押してファイルを選ぶ(取り込み時に自動でサイズを調整して保存)。効果音は取り込み済みの一覧からも選べます(▶で試聴)。
  2. 「▶ テスト」「💬 テストコメント」でOBSの表示を確認。
  3. 外したい時は ✕ で解除(既定の見た目に戻ります)。

割り当てられる場所と素材の目安:

アラート画像PNG / JPG / GIFアニメ / WebP(8種それぞれ)正方形・140×140px以上
アラート効果音MP3 / WAV / OGG(音量スライダー付き)数秒の短い音
吹き出し背景透過PNG推奨(コメントカード背景)合わせ方4種
キャラアイコンPNG / GIFアニメ(各カードの左横)正方形・48×48px枠
バッジ表示絵文字 ⇄ Twitch公式バッジ画像(要Twitch認証)切替のみ
自分の素材で着せ替えたい人へ — 無料素材の入手先(配信で使えるもの) 拾った素材は Ligastmir に放り込むだけで使えます(取り込み時に自動でサイズを調整します)。サイトごとに条件が違うので、各サイトの利用規約もあわせてご確認ください。
素材の権利: ⑥と同じく、ご自身が利用権を持つ素材を使い、フリー素材は配布元の規約をご確認ください。

⑦-2 コメントで演出を出す(リアクション)

「🎨 着せ替え」ページの「⚡ リアクション」で、コメントやイベントをきっかけに演出を自動で出せます。たとえば「888 と打たれたら拍手の効果音」「特定のスタンプで絵文字が舞う」といった仕掛けを、配信を止めずに用意できます。

「▶ テスト」ボタンでOBSの見え方をその場で確認できます。何も設定しなければ演出は一切出ません(動作も軽いまま)。使いたい人だけ足していく方式です。

⑦-3 見た目をもっと変える(配色・プリセット・看板)

v0.9.0〜。どれも使わなくて大丈夫です。

⑦-4 上級者アクション(歌わせる・正規表現)

v0.9.0〜。少し踏み込んだ機能を集めたページです。使わなくても大丈夫です。

曲は同梱していません。既存曲のメロディには著作権があるためです。「楽器はツール、楽譜は使う方が用意する」とお考えください。

⑧ 困ったとき(基本)

配信中や配信前に「あれ?」となった時に、落ち着いて対処するための道具をひと通り用意しています(v0.8.0〜)。

こんな時は(症状から探す)

読み上げ(TTS)が遅い・コメントから遅れて読まれる

原因は主に2つ:賑やかな時の「順番待ち(キュー渋滞)」と、エンジン合成の重さ(特にVOICEVOXはPC性能に依存)。
  • VOICEVOX を使っていてPCに対応GPUがあるなら、VOICEVOX設定→オプションで演算デバイスをGPUに(合成が速くなる。GPU版インストールが必要・対応GPUが無い場合は切り替えない)。
  • 軽いエンジンに替える(SAPI5 / 棒読みちゃん)。高品質エンジンはPC性能によって遅延することがあります。
  • 電源プランを見直す(ノートPCは省電力だとCPUが絞られる。電源接続+高パフォーマンス/バランス)。
  • OBSのエンコーダをハードウェア(NVENC等)に(CPUエンコードだと VOICEVOX とCPUを取り合う)。
  • 裏で動く重いアプリ/ブラウザタブを閉じる。
※どれが効くかはPC環境による。VOICEVOX利用時に起きやすい。

海外コメントが翻訳・読み上げされない

「チャット翻訳」がOFFのことが多いです。翻訳先(エンジン)が一時的に使えなくなっていることもあります。
  • 「チャット翻訳」がONか確認(音声・コメントページ)。言語は自動検出です。
  • 総合診断を実行してください(v0.9.3〜)。「翻訳エンジン」の行に、いま実際に使える翻訳先が出ます。使えるのが1つだけのときは注意も出ます。※翻訳先は4つあり、順に試して1つでも通れば翻訳されます。全部だめなときは何も表示されません(誤った文が出ないようにするためです)。
  • ずっと不安定な場合は、音声・コメントの「翻訳エンジン設定」にある「DeepL API キー(任意)」にDeepL の無料キーを入れると安定します(登録は任意です。無くても動きます)。

翻訳のかわりに英語のエラー文(Error 500 など)が読み上げられた・チャットに投稿された

v0.9.2 以前の不具合です。v0.9.3 で修正しました。
  • 翻訳先から返ってきたエラーの文章を「翻訳結果」として扱ってしまい、そのまま読み上げ・投稿していました。
  • v0.9.3 に更新してください。 結果が本当に翻訳になっているかを確かめてから使うようになり、失敗したときは静かに次の翻訳先へ切り替わります(どれも通らなければ何も表示しません)。
  • あわせて、同じ言葉を何度も翻訳に出さないようにし、うまくいかない翻訳先はしばらく休ませてから試し直すようにしました(翻訳先に止められるのを避けるためです)。

本番の字幕が出ない(テスト字幕は出るのに)

クラウド同期やマイクの形式が干渉していることがあります。
  • アプリを OneDrive 等のクラウド同期フォルダ直下に置かない(同期がファイルを掴むと音声認識が止まることがある。同期対象外フォルダ例 C:\Ligastmir\ へ)。
  • マイクを 16bit・48000Hz(または44100Hz)・モノラルに(外部ミキサーや 24bit/96kHz・マルチチャンネル固定だと認識が始まらないことがある)。

SmartScreen / ウイルス対策ソフトの警告が出る・隔離される

署名なしの個人開発EXEのため、誤検知が出ることがあります。
  • 「Windows によって PC が保護されました」の青い画面は、文の下の小さな「詳細情報」→「実行」で開けます。
  • 心配なときは、ダウンロードページの「確認コード」(インストーラー・zip)で本物か確かめてください(判定はウイルス対策ソフトや版ごとに揺れるので、ほかの判定サイトの結果は当てにしすぎないでください)。
  • 隔離された場合は、対策ソフトでそのフォルダ(インストーラー版は %LOCALAPPDATA%\Programs\Ligastmir・zip 版は解凍したフォルダ)を「除外」に追加してください(手順は FAQ)。
  • 「発行元が確認できなかったためブロックしました」と出るのは Windows 11 の「スマート アプリ コントロール」です。⚠ 一度オフにすると元に戻せないので、FAQ を読んでから決めてください。

画面が真っ白/開かない

Edge WebView2 ランタイムが入っていないことがあります。

新しいバージョンへの更新/別PCに移したら設定が消えた

設定の保存場所と暗号化の仕組みを押さえると解決します。
  • インストーラー版の更新は、新しいインストーラーを実行するだけです(設定は %LOCALAPPDATA%\Ligastmir に残ります)。zip 版は設定・辞書・着せ替え素材が exe と同じフォルダにあるので、新しいフォルダに入れ替えて、設定のファイルをコピーします(exe だけの差し替えではありません)。手順は ダウンロード・更新方法へ。
  • 別PCに移すと API キー/トークンは入力し直しが必要(そのPC固有の鍵で暗号化しているため復号できない=仕様)。

VOICEVOX が起動しない/エラー

本体未起動か、GPUモードの環境不一致が多いです。
  • VOICEVOX 本体が起動しているか確認。自動起動は詳細設定 → 同伴機能の「🎙 VOICEVOX 同伴起動」(「自動検出」でパス設定)。GPUモードは GPU が無い環境ではエラーになるので CPU モードに。

棒読みちゃんが繋がらない

起動順と選択の問題が多いです。
  • 棒読みちゃん本体を先に起動してから、音声エンジンで「棒読みちゃん」を選びます。読み/声/速度は棒読みちゃん側の設定が反映されます。

OBSにアラート等が表示されない/映像が止まる

「非アクティブ時シャットダウン」のチェックや、URL/起動状態が原因のことが多いです。
  • ブラウザソースのプロパティで「非アクティブ時にソースをシャットダウンする」のチェックを外す。URLが正しいか・Ligastmir が起動しているか(右上ドットが消える=接続)を確認。

手元のファイルが本物か/改変版でないか確かめたい

公式の入手先はこのサイトと公式Discordだけです。念のため中身を確かめたい時のために、自己チェック機能があります。
  • Ligastmir は起動時に本体の中身を自己チェックし、書き換えを検知すると警告を出します(警告だけで動作は止めません)。
  • アプリの「ℹ️ INFO」ページの「本物の確認」ボタンを押すと、公式の記録と照合できます。
  • 入手先や見分け方の詳細は 本物の見分け方・偽配布の注意 にまとめています。